おいしいコーヒーの淹れ方
下記に、豆樽屋珈琲のおすすめの淹れ方を紹介していますが、味の好みは十人十色です。淹れ方をお好みでコントロールして、お客様ご自身にとって最高においしい一杯のコーヒーを楽しんでください。
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〇ハンドドリップコーヒーの淹れ方
甘さを引き出すコツは「粗挽きと低温」です。
挽き目は適度に粗く、お湯の温度は少し低温で抽出することによって、コーヒーの苦みや雑味が抑えられ、まろやかさや甘みを強く感じることができます。
1 お湯の温度
中深煎り(シティ)85~87°C
深煎り(フルシティ、フレンチ等)81~83℃
※苦みを抑えたい場合は、「少し低めの湯温」でお試しください
2 豆の量
・マグカップ1杯分(約200ml)
豆15g、お湯225ml【豆1:お湯15】
お湯の量は、「豆の量の3倍✖5」を目安にしてください。
(例)豆15gの場合、お湯の量は225ml【豆15gの3倍✖5=225ml】
※スッキリした味がお好みの場合は、お湯の量を少し増やしてみてください
3 豆の挽き目
中深煎り(シティ)中挽き
深煎り(フルシティ、フレンチ等)粗挽き
※スッキリした味がお好みの場合は、粗挽きでお試しください
中挽きはザラメとグラニュー糖の中間、粗挽きはザラメぐらいの粒度
4 お湯を注ぐ(マグカップ1杯)
お湯(225ml)を5回に分けて注ぎます
中心から5百円玉くらいの丸を描くようにクルクルと優しく注ぎます。
①蒸らし(1投目) 粉全体を万遍なく湿らせるようにお湯を注ぎます
:お湯の量 25~35mlくらい/お湯の投入後に30~45秒間蒸らします
②2~5投目
:お湯の量 45mlくらい×4回
※全体で180 秒~210秒(3分~3分半)程度を目安にお湯を注いでください
〇飲み頃の目安
煎りたての新鮮な豆はもちろんおいしいのですが、焙煎後7日~14日くらいが、豆の風味が安定し、豆本来の味わいを最も感じることができるため、飲み頃の目安としてオススメです。
焙煎直後のコーヒー豆は、焙煎工程で生まれる「スモーキー」な風味を多く持っており、ガスも多く含んでいるため、豆のおいしい成分がお湯に溶け込みにくく、甘みやコクなどの味わいが感じづらい状態になっています。
焙煎後のコーヒーを、一定期間寝かせる(熟成させる)ことによって、不要なガスなどが自然と抜け、コーヒー豆本来のおいしい成分がカップに抽出しやすくなります。また、甘みやコクなどの味わいの時間の経過による変化も楽しめます。
〇苦みと酸味の関係
コーヒーには様々な成分が含まれます。
特に風味に大きく影響する「苦み」や「酸味」は,豆の挽き目加減や、お湯の温度、抽出時間などに大きく影響されます。