おいしいコーヒーの淹れ方

豆樽屋珈琲では、「まろやかな口当たりと上質な甘み」を楽しめる最高品質の「完熟豆」を世界中から厳選して仕入れ、保管、焙煎、皆さまにお届けするまでの全段階で様々な工夫を重ね、豆本来の味わいを最大限に感じていただける状態で提供させていただいているため、適切な方法で抽出すれば、誰でもおいしく飲めるコーヒーを淹れることができます。

下記に、豆樽屋珈琲のおすすめの淹れ方を紹介していますが、味の好みは十人十色です。淹れ方をお好みでコントロールして、お客様ご自身にとって最高においしい一杯のコーヒーを楽しんでください。
▶最高品質の完熟豆から生み出されるコーヒーについてこちら


ハンドドリップコーヒーの淹れ方
甘さを引き出すコツは「粗挽きと低温」です。
挽き目は適度に粗く、お湯の温度は少し低温で抽出することによって、コーヒーの苦みや雑味が抑えられ、まろやかさや甘みを強く感じることができます。

1  お湯の温度
中深煎り(シティ)85~87°C
深煎り(フルシティ、フレンチ等)81~83℃
※苦みを抑えたい場合は、「少し低めの湯温」でお試しください

2 豆の量
・マグカップ1杯分(200ml)
15g、お湯225ml【豆1:お湯15

お湯の量は、「豆の量の3倍✖5」を目安にしてください。
 (例)豆15gの場合、お湯の量は225ml【豆15gの3倍✖5=225ml

※スッキリした味がお好みの場合は、お湯の量を少し増やしてみてください

3 豆の挽き目 
中深煎り(シティ)中挽き
深煎り(フルシティ、フレンチ等)粗挽き
※スッキリした味がお好みの場合は、粗挽きでお試しください

中挽きはザラメとグラニュー糖の中間、粗挽きはザラメぐらいの粒度
中挽き、粗挽きの画像

4 お湯を注ぐ(マグカップ1杯)
お湯(225ml)を5回に分けて注ぎます
中心から5百円玉くらいの丸を描くようにクルクルと優しく注ぎます。

①蒸らし(1投目) 粉全体を万遍なく湿らせるようにお湯を注ぎます
:お湯の量 25~35mlくらい/お湯の投入後に30~45秒間蒸らします
②2~5投目 
:お湯の量 45mlくらい×4回

※全体で180 秒~210秒(3分~3分半)程度を目安にお湯を注いでください



〇飲み頃の目安
煎りたての新鮮な豆はもちろんおいしいのですが、焙煎後7日~14日くらいが、豆の風味が安定し、豆本来の味わいを最も感じることができるため、飲み頃の目安としてオススメです。

焙煎直後のコーヒー豆は、焙煎工程で生まれる「スモーキー」な風味を多く持っており、ガスも多く含んでいるため、豆のおいしい成分がお湯に溶け込みにくく、甘みやコクなどの味わいが感じづらい状態になっています。

焙煎後のコーヒーを、一定期間寝かせる(熟成させる)ことによって、不要なガスなどが自然と抜け、コーヒー豆本来のおいしい成分がカップに抽出しやすくなります。また、甘みやコクなどの味わいの時間の経過による変化も楽しめます。



苦みと酸味の関係
コーヒーには様々な成分が含まれます。
特に風味に大きく影響する「苦み」や「酸味」は,豆の挽き目加減や、お湯の温度、抽出時間などに大きく影響されます。