コーヒー豆の世界3大産地の味の特徴

・コーヒー豆は、赤道を挟んだ北緯25度, 南緯25度までのコーヒー栽培に適した 「コーヒーベルト」と呼ばれるエリア一帯の国々で主に生産されます。

・特に「中南米」「アフリカ」「東南アジア」の3つのエリアは、コーヒー豆の世界 3大産地」として有名です。
コーヒー豆は産地や農園、品種によって味わいや風味の傾向が違います。 それぞれの産地の味の特徴を大まかに知って、飲み比べてみましょう。

中南米
ブラジル、コロンビア、コスタリカ、グアテマラ、ジャマイカなど
・苦味・酸味・甘みなど味のバランスが良いコーヒーらしいコーヒーです。
・中南米では、コーヒーチェリーから生豆を取り出す際に、発酵過程を含む水洗式 (ウォッシュド)と呼ばれる精製方法が主流であるため、チェリーのような特有の 酸味が生み出されます。
コーヒー豆の栽培、収穫の画像

アフリカ
エチオピア、ケニア、タンザニア、ルワンダなど
・アフリカの国々では、水は貴重な資源であるため、乾燥式(ナチュラル)と呼ば れる精製方法が主流であり、コーヒーチェリーの果肉を残したまま天日乾燥させ ることで特有の酸味・甘味が生み出されます。
・フルーティーでほんのり甘い香り、さわやかな酸味があり、苦味が少なく飲みや すいコーヒーが多いのが特徴です。
コーヒー豆の栽培、収穫の画像

東南アジア
インドネシア、ベトナムなど
・東南アジアの中でも特に島国であるインドネシアは火山が多く、栄養豊富な土壌 で育ったマンデリンやトラジャなどのコーヒーは世界的にも有名です。
・全体的に苦味や酸味が鋭く、コクが深くどっしりしたコーヒーが多いのが特徴で す。 
コーヒー豆の栽培、収穫の画像